2023/02/16 ブログ
住宅設計で大切な事の一つに「高さ」があります。
天井の高さ、窓の高さ、床上げの高さなど・・・
ご家族の生活や目線に合わせて、設計士はそれぞれの空間の高さを変えています。
最近よく見かけるのが「ダウンフロア」
リビングやキッチンの床を一段下げることで、広いLDKの中で床を
下げると、守られているような落ち着きが生まれます。
また、視線が下がるため、外の空間との一体感も出るので、安心感も
高まります。
こちらは、和室を一段上げた設計。
30センチ上げた場所に腰掛けることでLDKを丁度良い角度で見渡すことが出来ます。
お子さんを寝かしつけるのにも最適な場所になります。
畳スペースはご家族の書斎としても活躍。
今後は学校でも一人一台のパソコンを持つ時代。
ちょっとした調べものや、宿題をする場所としても使えます。
今回は床の高さとして紹介しましたが、天井の高さも10センチ変えるだけでガラッと空間が変わります。
たかが30センチ、されど30センチ。
ご自身で間取りやデザインを作成されている方は、是非「高さ」も設計してみてください。
コンシェルジュ Dioでした。