2020/08/17
前回のブログで「銀行さんはお金を貸したい」と書きました。
「現金を現金のまま銀行内に置いてある状態」は
銀行さんにとってはやってはいけないことになります。
貸出枠を達成するために銀行さんが行う事。
1 営業活動に力を入れて目標を達成する。
2 一件あたりの貸出金額を増やす
3 貸出審査基準を少しだけ緩くして貸出件数を増やす。
1 営業活動に力を入れて目標を達成する。
これは当たり前の事ですが現実的には厳しいです。
限られた営業エリアで新規顧客を今以上に獲得するのは並大抵ではありません。
既に営業活動に力を入れています。
2 一件あたりの貸出金額を増やす
銀行さんは貸せない人には貸してくれませんが
貸せる人には限度額まで貸してくれます。
3500万まで貸せる人がいたら
3500万借りて欲しいのです。
一般の人が変動金利で0.何パーセントでお金を借りる事が出来るのは
住宅ローン以外にそうそうありません。
頭金で入れる予定の現金があるのならば
ある程度は現金で残しておきましょう。
家電製品をローンで買う。
数年先に車を買い替える予定がある等の場合は
残してあった現金で買いましょう。
銀行のマイカーローンの金利は安くても1.5%からです。
3 貸出審査基準を少しだけ緩くして貸出件数を増やす。
これについては何とも言えませんが
住宅ローンを申し込むタイミングで
通ったり通らなかったり・・・
銀行さんの大人の事情があるかもしれません。
銀行さんは条件さえ満たしてあげれば
喜んでお金を貸してくれます。
例えば「ベンチャー企業にお金を貸す」
ベンチャー企業なので実績等はありません。
あるのは「将来性」だけです。
その「将来性」にお金を貸出する銀行は多数あります。
「将来性」を裏付ける書類に銀行さんが納得すれば
銀行さんはお金を貸してくれます。
銀行さんはお金を借りて欲しい。
覚えておいてください。